第1章
体験取材レポート
〜極上の施術体験の中で、働く女性の素顔を見た〜
「女性イキイキカンパニー」は、ブライダル事業、美容・健康事業、育児教育事業など幅広い分野でサービスを展開している。
美容・健康事業に至っては、静岡、神奈川、山梨と3県7拠点で、最先端の美容理論に基づくサロン「LAGE(ラジェ)」を運営。
今回は、このサロンで活躍する女性たちに密着取材。
我われ百花壇編集部が取材を申し込むと、同社は即快諾してくれたうえに、何とも贅沢な提案をしてくれた。「せっかく取材してくださるなら、スタッフの確かな技術も、心身で体感してみてください…」と。LAGE(ラジェ)では、身体の中から元気に導くため、フィトアロマテラピー、リンパトリートメント、フェイスリフレクソロジー、オステオパシーなどの概念を組み合わせた「エステオパシー」というオールハンドの施術の人気コースがある。「こんなありがたい提案を断る理由はない」と、嬉しさに緩む顔を隠しきれぬまま「LAGE静岡城北店」を訪ねた。
体験取材レポート1
「和の落ち着きを感じさせるエントランス」
扉を開くと、さやかに流れる水音が、行燈のような、ほのかな灯りとともに出迎えてくれた。モダンな和風旅館を思わせる雰囲気に、早くもリラックスモードのスイッチが切り替わりそうだ。サロン奥から「こんにちは」という柔らかな女性の声が聞こえてきた。その女性は、本日取材ライターを担当してくれる浜松佐鳴台店、店長の小原沢さんであった。小原沢さんに案内され、カウンセリングルームへ向かう。オープンスペースではあるが、計算されたインテリアと間接照明の配置で、上手に個々のパーソナルスペースが確保されている。なんだか、旅館のチェックインのようだ。寛ぎとこれから体験できることへの期待感に胸が膨らむ。
体験取材レポート2
「心に寄り添うカウンセリング」
まずは、必要事項と心身に関するアンケートに答える。ライターが記入したアンケートを元に、小原沢さんのカウンセリングが始まった。しっかりとアンケートに目を通しながらも、彼女は目の前にいる人物との対話の中から、その人の生活、悩み、不調などを聞き取る。むしろ感じ取ろうとしているように見えた。「丁寧」という言葉が、何だか陳腐に思えてしまうほど、じっくりと身体の中の声、本人ですら気づかない、取り去るべきもの、補うべきことを判断してくれているようだった。深く自分のことを理解してくれようとする気持ちが、素直に伝わってくる心地のいい時間だ。現時点での、自分にとって最適なプランの説明を受けたところで、別室へと移動。
体験取材レポート3
「香りから癒しタイムが始まる」
ライターは、首や肩がコリやすく、目が疲れやすい職業である。ある種の職業病ともいうべき、慢性的な肩、背中周辺の疲れにもアプローチしてくれる「フェイスメイキング」というコースを選択することに。まずは、フェイシャルのクレンジングから。使用する化粧品は、自然素材由来。口に入れても支障がないほどの成分でできているという。グレープフルーツの爽やかな香りが、顔をゆっくりとすべっていく。その後、「塗るだけで小顔効果が?!」と期待される、血行、脂肪燃焼に働きかけるクリームの塗布、シートマスクへと続く。そして、体調に合わせてブレンドされたアロマオイルによる解し。骨格や筋膜、筋肉のハリなど、その人の状態にとって最適なアプローチで、心身をリラックスに導いてくれる。
体験取材レポート4
「至極のテクニックに、甘美な心地」
前半のフェイシャルケアで、既に骨抜き状態のライターであったが、首から、肩、背中への刺激は、正に夢心地である。ふわりと香るアロマオイルと小原沢さんの優しい手が、絶妙な圧で身体の芯に働きかけている。仕事であることも忘れ、全ての疲れや日ごろの憂いがアロマオイルとともに溶け出して、流れさっていくようだ。本当に驚いたのは、この後のこと。極上の癒しタイムが終わり、ベッドサイドの鏡を覗いてみると…周囲も驚くほど変化していた。「あれ?顔が小さくなってる。首、長くなってる。首の後ろの肉がない!」思わず叫んでしまった。心地いいだけでは終わらない、技術の高さを目の当たりにした瞬間だった。
第2章
スタッフインタビュー
〜ライフステージに合わせた働き方で、心から働く楽しさを実感〜
「LAGE(ラジェ)」では、多くの女性が勤務しているが、世代もライフステージもそれぞれ立場が異なる。
多様な人生を送る彼女たちだが、どの人と接しても満ち足りた表情で、内側から輝くパワーを感じさせる。その理由を、一人ひとりに聞いてみた。
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小原沢 孝恵さん
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鈴木 翔子さん
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浜崎 まゆ子さん
お客さんとしてサロンに通うほど、
会社と仲間が大好きです
小原沢 孝恵さん
浜松佐鳴台店 店長
2008年入社
セラピストを目指した理由
アパレルショップで10年ほど、接客の仕事をしていました。30代になったころ、「私の人生、このままでいいのかな。一生続けられる仕事に就きたいな」と考えるようになったんです。昔から、癒しやリラクゼーション関連に興味があったことから、美容、エステティック業界へ進んでみようかなと考えました。そこから仕事を続けながら、転職活動をスタートさせました。
多くの企業の中から「LAGE」を選んだ理由
美容業界に的を絞り、ハローワークで転職先を探しました。同時期に気になる企業が2社現れ、両社の面接の日程まですんなり決まりました。初めに面接を受けた会社には、面接を受けた直後に内定をもらったのですが、もう一方の「女性イキイキカンパニー」が、どうしても気になっていました。募集要項に「一生、輝ける会社」と書いてある一言が頭から離れなかったのです。既に他社の内定はもらっているけれど、予定通り面接だけ行かせてもらおうと思いました。そして、当社の社長と会ったとき、衝撃が走りました。いい意味で「この会社、ヤバい!」と感じました。初めて会う私に、会社の全部を包み隠さずに話してくれ、一緒に会社を作り上げてくれる人を探していると、2時間近く熱く語ってくれたのです。そのときに、「どうしても、この会社に入りたい」という気持ちが湧いてきて、既に頂いていた内定を断り、ここに入社しました。
私が日々輝ける理由
ニュートラルな自分で付き合える、会社の仲間が大好きです。表面的な付き合いでなく、本音で語りあえる。だから休みの日には、サロンのお客さんとして通っています(笑)。仲間に癒してもらっています。一生付き合っていく身体だから、労ってあげようと考えたとき、うちのサロンでメンテナンスするのが一番だなと心底から思えるから。そして、仲間からエネルギーをチャージしてもらった心身で、お客様を輝かせていきたいですね。
本気で叱ってくれ、
本気で可愛がってくれる
かっこいい先輩たちが、私の目標
鈴木 翔子さん
浜松佐鳴台店 勤務
2013年入社
セラピストを目指した理由
前職は印刷会社で、CTPオペレーターとして、機械やPCと向き合う日々でした。仕事も忙しく、夜勤もあり、体調が優れないことが増えていきました。周囲には、表情がなくなった、マイナス思考になっていると言われるほど、疲れていましたね。徐々に、別の道もあるのではないかと思うようになりました。次に転職するなら、どんな業種がいいだろうと考えてみると、「自分のように癒しを求める人の役に立ちたい、直接人と接する仕事、元気を分けてあげられるような仕事に就きたい」と具体的なビジョンが湧いてきました。そこで、バリエステの学校に通うことにしたのです。
多くの企業の中から「LAGE」を選んだ理由
確か、ネットの求人サイトで当社を見つけたかと思います。そこの画面で書かれていた「女性が輝ける会社」「スタッフが笑顔でいられる会社」というコメントが印象に残りました。また、目先の事や損得ばかり考えるな、常に与える気持ちを持とうなど、会社の理念を謳った「幸せのパスポート」の内容にも心惹かれました。本気で、お客様のこと、働くスタッフのことを考えているんだなと感じました。実際に、上司先輩方は、本気で叱り、本気で褒めてくれます。自分のことのように、色々と深く考えてくれ、動いてくれるんです。いくつになっても、この先輩たちに付いていきたい、ずっと一緒に仕事していたいと思わせてくれます。
私が日々輝ける理由
入社後は確実に変わりましたね。プラス思考になったことから、人に対する発言も変化しました。そのことが、いい変化の連鎖を生んでいます。お客様から信頼してもらい、必要とされるようになり、それが自信へとつながりました。ブレやすかった自分に、芯ができたようで、挑戦したいこと、目標を恥ずかしがらずに口にできるようになりました。今は、小原沢店長のように、「みんなに慕われる店長になりたい」というのが、私の目標です。
子どもに胸を張って言える
大好きな仕事に出合えました
浜崎 まゆ子さん
静岡駅南店 勤務
2006年入社
セラピストを目指した理由
20代後半くらいでしょうか…転職を考えるなら最後のチャンスかな?!と思うようになっていました。当時はまだ結婚もしていませんでしたが、この先子どもができたときに、「私が胸を張って、頑張ってきたことを、子どもに話せるだろうか?」「お母さんは、こんな事を一生懸命頑張ったんだよ」と語れるように、やりがいのある仕事を探そうと考えたのを覚えています。
多くの企業の中から「LAGE」を選んだ理由
正直にいうと、エステ業界には疑念を抱いていました。強引なセールスや販売ノルマなど、友人からあまりいい話を聞いていなかったので…けれど、当社の求人広告を見つけたとき、「オールハンドの施術」「4つの技術」というキーワードに、「これは、何だろう?」って興味がわいたのです。フィトアロマテラピー、リンパトリートメント、フェイスリフレクソロジー、オステオパシーを組み合わせたエステオパシーのことですが、とても奥深い施術だということを知り、会社のめざす「女性が輝く企業」という方向性がユニークだなと感じ、入社を決意しました。
私が日々輝ける理由
結婚後は、勤務時間を短縮しました。その後の出産、子育てに入ってからは、レギュラー勤務のスタッフの細やかなお手伝いをしている程度です。結婚しても、どんなライフステージへ進んでも、会社での交流、つながりを絶ちたくなかった。会社のめざすものを見守りたい、少しでも役に立っていたいという思いが強く、無理のないペースで関わってます。子育てを最優先にさせてくれる会社、仲間たちに本当に感謝しています。子どもも成長したら、以前のように仲間を支えられるスーパーサポーターを目指したいですね。これだけ、夢中になれる仕事に出合えたこと、頑張ることの楽しさを、子どもにも伝えたい。転職を考えていたあの頃、思い描いた夢が実現しているんだなと考えると、とても不思議で幸せです。
暮らしに花を咲かせるハイライフな情報マガジン
静岡県内、山梨県南部に配布しているフリーマガジン。「壇=あつらえられた高い場所」で百の花が咲き誇るように…女性一人ひとりが、ワンランク上のステージへ向かい、輝くようにという願いを込め「百花壇」と名付けられた冊子。ハイライフをおくるために、エッセンスとなる情報を読者に届けるべく、編集スタッフ一同各地を巡っている。